今回の『ココフルからだinfo』は断食のお話です♪
ファスティングとは、直訳すると「断食」となります。
FAST → 「飢え」
-ing → 進行形を表す
が、FASTINGの直訳で、大きくはファスティングも断食も変わりありません。
近年では、それを行う目的も様々になってきており、代表的なものに
・健康増進
・ダイエット
・アンチエイジングのため
・(肌などの)美容のため
などと言われています。
どうしてこのファスティングが様々な目的にフィットしていくのかというと、
私たちは毎日少なからず皆、食事を摂っているはずです。
その食事を一定期間、摂らない(厳密には、最低限だけ摂る)ことで、
常にフル稼働している消化器官を休め、無駄にカラダの中にある酵素を使わせないようにするからです。
実は食事を摂るということは、非常に多くのエネルギーを消費してしまうのですが、
エネルギーを消費するという事は、
疲れ(疲労)を蓄積させることでもあるのです。
例えば、風邪を引いたとき、皆さんバリバリ食欲がありますか?
ほとんどの方が、食欲もなく、寝て休みたいと思い、そうするはずです。
これは無駄にエネルギーを消費しないで、その分、いわゆる代謝酵素と言われるものを利用し、
カラダの回復に努めるのです。
このように食事の量を必要最低限まで抑えて、そのエネルギーをカラダの代謝作業に回すことで、
さまざまな目的にフィットしていくのです。
人間のカラダは本来、生きていくために良い選択肢へ働くようにシステム化されているはずです。
これを自然治癒力と言えるかもしれませんが、
私は、ファスティングは本来人間が持っている自然治癒力を発揮させるための少しかじ取りをするもの。
手引き(きっかけ作り)となるようなものであると感じています。
「断食」というと、厳しい、つらい、きついというイメージがありますが、
決してそのようなものではなく、自分のこれからの為の健康法であると言えるでしょう。