今回の『ココフルからだinfo』は体幹のお話です♪
ひと言に「体幹」と言っても、まずはその構造を抑えておかなければならないと私は思います。
例えば、「体幹トレーニングする!」「体幹は大事だ!」と言っても、
その場所が分かっていなければ、出来るはずもないですし、体幹には効きません!
そこで、少しカラダのお勉強をいたします。
まずは「骨(骨格)」です。
体幹を形成する骨格は「体軸骨格」と呼ばれており、
具体的には、骨盤、脊椎、胸郭、頭蓋骨から形成されています。
まずはココを抑えておきましょう。
このように垂直に伸びているために、軸として考えられるのですが、
「体幹=軸」
というのは、これら骨格ありきなのです。
また、特に体幹を語るうえで、「骨盤」は大切なキーワードだと私は思うのですが、その話は後ほどとして、骨盤の構造だけ簡単にお話しします。
骨盤は左右の寛骨と仙骨により形成され、リング構造をしています。
骨盤 = 寛骨(恥骨・坐骨・腸骨)+ 仙骨
ココが体幹の土台となる骨格です。
次は、脊椎(脊柱)です。
ご存じの通り、人間は二足歩行であるので、この脊柱が非常に発達していると言われています。
脊椎は、頸椎・胸椎・腰椎・(仙椎)からなるのですが、
脊椎 = 頸椎(7個)+ 胸椎(12個)+ 腰椎(5個)
矢状面でS(エス)字の生理的弯曲と呼ばれるカーブを形成しています。
これが頭蓋骨の中にある脳を守る働きや、重力負荷から身を守る働きに繋がったりします。
ちなみに胸郭には12対の肋骨と1つの胸骨もあります。
このように体幹を語る上で知っておいておかなければならない「骨格」でも
数多く存在しているのです。
骨のそれらの1つ1つも「体幹」を使った動きやバイオメカニクスに深く関わってきますので、まずは場所と名前くらいは把握しておきましょう!