みなさん、こんにちは! ココフルの今井です。
トレーニングや体操で、健康づくりに励んでいますか?
良くチームサポートに行っても、部活生やクラブチームのメンバーにも言うのですが、
競技の練習は、チームスポーツならチームの為に!
しかし、トレーニングは自分自身の為に行ってください!
このようなことを言っています。
健康づくりに関する取り組みも、まさに自分自身の為ですよね?
しっかり頑張りましょう!って、説教がましい前置きは置いておいて、
今回は、じゃあ日頃頑張っている体操やトレーニングの効果はどのように現れてくるのか?
特に最近トレーニングを始めた方や、運動しなきゃと思っている方には必見の内容です。
ではでは・・・参りましょう♪
今までの経験値の中で、運動やトレーニングを始めたばかりの時って、
何だかすぐに効果が現れているように感じませんか?
トレーニングに初めて行って、
「あれっ?なんだかすでに引き締まったような・・・」
「おっ、どんどん重たいウエイトが持てるようになってきた!」
そうです。
このような感覚って意外に多いのです。しかも、その感覚は正解です!
詳しく説明すると、トレーニングや運動を始めたばかりの時は、
まずはヒトはその動きを学習することから始めるようです。
この学習効果とは、筋肉を上手く使うように、色々な筋肉を動員することです。
色々な筋肉を使って動きをまずは覚えるのです。
ですから、初めはウエイトもどんどん増やしていくことが可能なのです。
また、トレーニング初期の頃って、筋肉痛が思いっきり来たりしませんか?
それは、この学習効果とともに中枢神経系の抑制作用の低減にあります。
簡単にこのことを説明すると、
脳でこの動きにブレーキをかけることを止めさせる作用です。
(筋肉はもともと持っているポテンシャルを100%は使えません。)
この作用で、しっかりとカラダを動かしやすくなります。
という働きが、まずは行われるのです。
よって、実はトレーニング初期は、筋肉の肥大(サイズの増大)にはなかなか効果が現れにくいのです。
もちろん0(ゼロ)ではありません。
(昔の研究では、初めは学習だけ、その後に筋サイズの増大と言われていたようです…。)
どういうことかというと、トレーニング初期は、まずは神経系の働きにより筋力アップに似た効果が得られ、
徐々にその効果が低下してきて、その代わりに筋肥大(筋サイズの増大)が行われるようになる。
よって、ある程度の期間、例えば1~2週間ほどで良いようですが、トレーニングや運動を継続しないと、
筋肉に対する効果(筋肥大、筋力アップ)は期待できないのかもしれません。
やはり継続は力なりなのですね!
ちなみに、高齢者でも筋肉が太くなるという報告は90年代より多数発表されているようです。
その点については、年齢的な限界はないので、しっかり諦めずに取り組んでいきましょう!