ギラギラと、太陽が照り付ける日々から一転、
雨の日が続いてますね。
「雨だと何となく調子が上がらない」と言った声が教室でも多く聞かれますが、
不思議と、帰る頃にはスッキリ元気に♪
皆で集まって運動することは、カラダを強く元気にするだけでなく、
ココロも元気にしてくれる。
カラダを動かす事って、思った以上に様々な効果があるのです。
さて、今回はキッズの活動報告。
北九州市立大学での非常勤講師としての活動をご紹介します。
もう6年目になる大学での非常勤講師のお仕事。
昨年から、女性だけの実技のクラスも担当することになりました。
今年はやっと、対面での授業が可能となりましたが、
やはり5月6月は遠隔に切り替わったりとバタバタでした。
今年は色々な種目を楽しんで欲しいと
バレーボールやバドミントン、卓球と選択制で様々な種目を入れたり、
体幹トレーニングやヨガストレッチ、バランスボールなど授業ではなかなかない運動も体験してもらいました。
中学や高校までと比べて、運動する機会が極端に減ってしまうのが大学です。
事実、履修してくれた学生たちも運動不足の子が多く、
この授業が週に1度の唯一の運動する機会という子も少なくなかったです。
「女性のスポーツ」ということで、今の若い子たちにどうしても伝えておきたいことがありました。
それが、骨盤底筋群とダイエットについて。
若いうちから知っておいて欲しい骨盤底筋群の知識は、女性のライフサイクルに欠かせない話です。
月経痛、月経前症候群。
妊娠や出産での女性のカラダの変化。
そして閉経を迎え、その後のカラダの変化・・・。
講義も入れながら、エクササイズを行い、自分のカラダとしっかり向き合ってもらう授業も行いました。
そしてダイエットについて。
肥満とやせ。
正しいダイエットとは?
ここも多くの女性が通る道ではないかと思います。
ただ、今は情報が溢れすぎて極端なものも多く出回り、
その多くの情報から正しく取捨選択する力も必要です。
なのでせめて基本的な考え方だけでも伝えておかなければ、と。
わずか15回の前期授業でしたが、実技と講義を通して、
そして様々なスポーツを通して色んなことを感じてくれたようです。
ココフルが実践している3世代それぞれに向けた運動指導。
いきつくところは、介護予防です。
今回も大学生への授業を通して、
少しでも早くから自身のカラダに向き合い考える機会があることは
すごく大切なことだと再確認しました。
ココフルの体操教室に参加したシニアからいただいた言葉も学生に伝えました。
「もっと早くから(若い時から)知っておきたかった」
運動はいつから始めても遅いことはありませんが、
痛みや不具合が出る前に、何かトラブルが発生する前にという想いは
そうなった者にしか分からないかもしれません。
でも、大学生にも、少しでも響いているといいなと思います。