それでは、ココフルとして、私たちができることは何なのか。
健康づくりに携わる我々がするべきことは何なのか。
今できることを考えていこうと思います。
ココフルが取り組むべきは、環境づくりと意識の改革です。
この2つの点について、考えていきたいと思います。
まず、環境づくりとは、それを行える場所づくりのことです。
それは公民館や各施設などといった、形ある場所(建物)ではなく、健康づくりにために取り組むべき時間が使える
場所を意味します。もちろん、従来のように、委託された教室で指導をする場ではなく、
教室や講座に参加される方に対して、フォローアップができたり、教室以外にも健康に関する情報交換などが気軽にできる
「拠り所となる場所づくり」になることが理想であると考えています。
人と人とが関わり合え、自由に行き来ができるような拠点(コミュニティ)づくりが目標です。
その拠点づくりのメリットは、健康増進やアンチエイジング、予防に対する取り組みや考え方において同じ方向性を持った仲間ができることです。
そのことでモチベーションも維持でき、長く継続が可能になるはずです。
「あの人も頑張っているから、私も頑張ろう」 や
「私もあの人みたいになることが目標なの」
といったような、一人きりではない取り組みが理想的ですね。
きっとここでは言い表せないようなことが期待できる「相乗効果」が生まれるのではないでしょうか。
さらには、あの場所に行けば健康に対するモチベーションが新たに生まれるような拠点づくりでもあって欲しいと思っています。
「あの場所は元気がもらえる」
「とりあえず行ってみよう」
などといった気軽さとまた行きたくなるような場所づくりにしていかなくてはいけません。