私たちが生活する社会は、今、目まぐるしく環境が変化しています。
例えば、ほとんどの人が自分専用の携帯を持っています。 固定電話を持っている若い世代の家庭は、ほぼ皆無・・・。
わざわざ周囲の人に聞かなくても、スマートフォンさえあれば簡単にインターネットで情報収集ができる。
会社に働きに出なくても、ネットが繋がっていれば在宅で仕事が成り立つそのような業種が増えてきています。
若い学生も私たちの時代とは違います。
電話で相手の声を聞いて会話をしたり、会って相手の表情を見たりということなく、文字だけのメールでやり取りが終わってしまう。
自分の感情が文字になる・・・。 携帯を持ってないと、不安になる・・・。
何だか味気ない気がするし、寂し気な感情になるのは私だけでしょうか・・・。
しかし、そういう時代になってきたんだと言えば、そうなのでしょう。
昨今のコロナウイルスの蔓延により、社会事情が急速に数年進んだ環境になった気がします。
スピード感のある社会ですが、コロナの影響でそれが追いつけない程のスピード感で変わっているので、よりそう感じるのかもしれません。
ですから、その急速に来てしまった「時」や「時代」を受け入れるために、今こそ、我々の置かれている現実の社会について考えることが必要なタイミングなのではないでしょうか。
これから日本国民はもとより、私たち「ココフル」の事業に大きく関わってくるだろう問題に、「超高齢化社会」の到来というものがあります。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、皆さんご周知の事実です。現実的に迫ってきています。
具体的には、
高齢者(シニア)の介護やお世話をしなければならないという問題です。
2050年には、2人で一人のシニアを看ていかなければいけない。
兄弟二人いたら、当たり前のような感じでしょうが、2人だけなのです。
他に手伝ってもらうことも困難になるのです。だって、他に人も2人で一人を看ていかなければならないのですから。
これはただ、ケアをするだけでなく、経済的な点も含まれます。
医療費の高騰、介護費の高騰などがこれからも大きく問題になってくるはずです。
そのような社会に変貌しているのですから、今からそれぞれに人の助けが必要な社会になります。
自分一人ではどうしようもない社会なのです。
助け合いながらの社会を今から創造していかなければなりません。
しかし、先述した通り、著しく人と接する機会が減ってくる社会構造になってきており、
目に見えないネットワークは張り巡らされているのですが、目に見える人との繋がりが希薄になってきています。
どうしたものでしょう・・・。
私たち、ココフルはカラダを動かすことにより、ココロとカラダの健康を伝えていくことが社会的な使命であると考えています。
直接、人と逢うことでココロを通わせる大切さ。
カラダを動かすことで、健康になる喜び。
そのための取り組みを心がけています。
私たちは、健康でいなくてはいけません。 それが社会の役に立つのです。
ですから、今から何かしらに取り組んでおかなければならないのです。
健康の問題は、例外なくすべての人に直接関わってくることであり、社会問題の解決の糸口です。
他人事ではありません。
人間はカラダが資本であり、自分で自分のカラダを守っていかなければいけません。
自分だけ良ければよいというのは決してこれから目指すべき社会ではないと思っています。
社会を変えるのは、「健康であること」と「人との関わり合い」なのではないでしょうか。
私は健康に直接関わる仕事をしているものとして、そんなことを考えてしまいます・・・。